今日は久しぶりの晴天に恵まれました!
「あ、布団干してくればよかった!」と
家を出てから思った「くまもと中央高等
学院」のブログ担当のしろたくるみです。
突然ですが、自己紹介をさせてください。
鹿児島県長島町出身、今では珍しい産婆
さんに取り上げてもらい産まれました。
熊本大学教育学部卒、特別支援学校担任、
小学校教諭、学習塾経営、講演活動、
フリースクール、心理カウンセラー、
マザーズコーチ。
家族バックパッカーとして世界約20か国
3人の子どもと一緒に旅をしています。
これまでずっと教育に携わっていますが
ある男性のある一言が教育の神髄では
ないかと思っています。
その男性とは学習塾経営時代にお会いし、
うちの塾の在り方を応援してくださる
方でした。
その方は50代の男性で、学生時代に
ひどいいじめにあわれていました。
当時のことを振り返りながら
こう話されました。
「無視されたり、叩かれたり、悪口を
言われたりしていると、勉強なんか
全く頭に入ってこなかった。
それでも先生や親は勉強しなさいと
心配して言ってくれたが、無理だった。
安全で安心できる場所がないと
勉強なんて落ち着いてできない。
子どもたちに必要なのは
安心・安全な場所なんだ!!
否定されない場所があって初めて
勉強することができた。
こんな塾を作ってくれてありがとう。」
私と夫はその男性と手を握り合いながら
思いっきり泣きました。
現在私たちはくまもと中央高等学院の
学院長とご縁をいただき、開校したば
かりの新校舎で、生徒と過ごしています。
否定されない「安心・安全」な場所。
それがくまもと中央高等学院です。
転入・編入したい生徒からの問い合わせを
毎日いただいています。
それぞれにいろいろな理由があります。
抱えている悩みもそれぞれです。
人の痛い視線や鋭い言葉で心が疲れて
しまっている生徒もいます。
本当に「安全・安心」できる場所なのか
ぜひその目で確かめにいらしてください。
いつでもお待ちしています。
熊本、福岡、全国各地の豪雨より犠牲に
なられた方に謹んでお悔やみを申し上げる
と共に、被害を受けられた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
引き続き、九州には大雨の恐れがあり、
被害の拡大が懸念されています。
皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
今日のブログは「子どもの不登校」に
悩んでいる方の心が少しでも軽くなる
お手伝いになればと願って書いています。
子どもが学校へ行かなくなった時、
学校や先生やお友達との関係を考える
よりも前に、きっと皆さん自分のことを
責めたのではないでしょうか。
○母として私に何か足りなかった?
〇この子がみんなと同じようにでき
ないのは私の育て方のせい?
〇家庭環境かな...
など、自分を責めて責めて、そして
苦しくなり子どもにも強く言ってしまい
学校に相談したのはいいけど
いろんな手立てを考えてくださる先生に
肝心なことは遠慮して言えず、
逆にこちらに問題があるのかなと
さらに一人で抱えてしまう...
という苦しい気持ちの中に取り残されて
しまっていませんか。
私がそうでした。
相談する人を間違えて自分が傷ついて
しまうのを避けるため、家族や友達や仲間
の中の信頼している数人にだけ心の内を
話していました。
そして本やSNSの記事を読み、納得でき
るものを受け入れて心を安心させ、
できることがあればやってみるという
ことを繰り返しました。
私は運よくカウンセラーやコーチングの
仲間がいて、ちょうど哲学についても
学び始めたところでした。
そしてこんな言葉に出会いました。
「人は自分の中に変わらなくてもいい
素晴らしい部分があると気づいた時
最も安心して変化を受け入れる」
私も子どもも変わらなきゃ!
今のままじゃだめなんだ!と
自分へも子どもへも厳しい目を向け
どうにか変化させようと力んでいました。
ですが、人は「ここを変えなさい!」と
指摘されても自分で変わろうとした時に
しか変われないもの。
それよりも自分の中にある、自分だけが
わかっている大切にしていることを
わかってもらえた時に、ようやく
ちょっと踏み出してみようかなと
小さな一歩が踏み出せます。
そして人を見る目も変わります。
この人の「変わらなくてもいい
素晴らしい部分」はどこだろうと
子どものことも、先生のことも
いろんな人の見えなかったところが
見えてきます。
それを見つけたら口に出して
本人に伝えてみる!!
自分でも見つけてみる!
不登校の現実が変わるというよりも
不登校への考え方が変わり、
我が子の見えなかった一面が見え、
前とはちょっと違う自分になっている
気がしました。
不登校は不幸じゃありません。
親が無理やりと偽りをやめたときに
初めて親自身も楽になれると思います。
安心してください。大丈夫です。
理解し合える仲間は必ずいます。
くまもと中央高等学院では
学校見学・個別相談を随時受け付けて
おりますのでお気軽にご連絡ください。
熊本・鹿児島では大雨による特別警報が
出され、とても不安な夜を過ごされた
ことと思います。
被害が最小限にとどまり一日も早い
復興をひたすらお祈り致します。
昨日は新しく入ってきた生徒と一緒に
お昼ご飯を食べました。
好きなこと・はまっていることについて
話してくれる時の表情って本当に
イキイキとして素敵ですよね!
昨日、キラキラの笑顔を見ていて
ふとあることを思い出しました。
私の子どもが学校に行くのが不安で
夜も泣き、朝も泣き、笑顔が減り、
親としてはいたたまれない日々を
過ごしていました。
最初から教室に入るのが怖くて
保健室で少し休んでから行こうと
保健室に足を運びました。
すると保健室の先生が
にこっと手のひらを上にして
「だいじょうぶだよ。おいで。」と
両手を広げて待ってくださいました。
我が子はそっと先生の手に自分の手を
のせました。そして私の方を振り返らずに
保健室に入っていきました。
手の使い方は様々です。
グッとつかんで引っ張ってほしい時も
あります。
そっと差しのべられた手に、自分の
タイミングで手を伸ばしたい時も
あります。
「待つ」ということは簡単なようで
とても難しいですよね。
時間の制約の中で生きていますから。
誰か一人でもじっくりと待ってくれる
人がいるって大きな安心だと思います。
やらされるとやる気が失せますが、
自分でやる気になったらやれるもの。
生徒の笑顔には待ってくれる人がいる
安心感と、自分で踏み出せた勇気が
にじみ出ていました。
くまもと中央高等学院では毎週金・土曜
学校説明会・個別相談会を行っています。
お気軽にお問い合わせください。
走り梅雨に濡れ、熊本城の木々の緑も
一層深まったように感じられます。
今日のブログは私の体験談とそこから
学んだことを紹介させてください。
数年前のことです。
我が子のことである方に相談しました。
親身になって聴いてくださいました。
私のこと、我が子のことを思って
あたたかい言葉をかけてくださいました。
ですが、ある一言だけ違和感を感じました。
「そういう子けっこう多いですよ。」
これは私たちがよく使う言葉です。
なので普段なら何も感じることなく
「そうですよね。安心しました。」
と返すのですが、その時は
「はい。」としか返せませんでした。
私のことを安心させようと思って
「大丈夫だよ。心配しすぎないで。」
という意味の愛の言葉だったことは
十分わかっています。
ですが「わかってもらえた感」が
満たされなかったのです。
そうなんです!
みんなと同じでああよかったという
感情がほしいわけではなかったのです。
「一人ひとりちがうよね!!」
「みんなと同じじゃないよね。」
その当時も私自身、カウンセラーと
して相談を受けていましたし、それ以前の
教員時代のことも思い出しました。
私は本当に目の前の人を心から理解しよう
としていたか自問自答しました。
みんなと同じだから感じる安心感。
一人ひとり違っていいという安心感。
ようやくその時私は気がつきました。
【相手の目線で世界をみること】
カウンセラーとして親として人として
このことに気づかせてもらい
感謝しています。
くまもと中央高等学院ではいつでも
ご質問・ご相談・学校見学を
受け付けておりますので、
お気軽にお問合せください。
蒸し暑い日が続いておりますので
どうぞご自愛ください。
くまもと中央高等学院は熊本で唯一
コワーキングスペースで学べる学校です。
コワーキングスペースとは、異なる職業
や仕事を持った人たちが同じ場に集まり、
作業場をシェアする空間のことです。
くまもと中央高等学院のの2階にある
The Companyさんは高速Wi-Fi完備、
フリードリンクもあるお洒落な
コワーキングスペースです。
なにより素晴らしいのが窓からの景色。
熊本城と石垣と緑のコントラストを
見ていると心がじんわり広がっていく
ような気がします。
勉強に集中できる環境でありながら
いろんな大人のいろんな仕事を
見ることもできる恵まれた場所で
一緒に時間を過ごしませんか♪